Harrods - Ceylon Petiagala OP teaLondonのHarrodsの紅茶売り場には、既に箱や缶に入った紅茶やティーバッグなどがずらりと並んでいますが、その一角に量り売りコーナーもあります。あまり知られていないかもしれませんが、こちらの品揃えはかなりのもの。壁際にずらっと並んだ大きな茶缶、売り場の人に聞くと「さあ、100種類はあるだろうね」との事ですが、こちらの希望や好みを伝えると色々と提案してくれ、茶葉を見せてもらったり香りをかがせてもらったりできます。「もうちょっとこんなのが・・・」というと色々出してきてくれます。 今回買ったお茶のうち、まず最初にあけたのは Ceylon Tea の Petiagala。見ての通り、茶葉はセイロンにしてはかなり大きくて、ふわっと甘い香りがします。水色は明るく、でもミルクを入れても負けないしっかりとした味です。 「たくさん種類があるんですね」などと話をしていると「日本ではGyokuroは高級茶だから特別な時にしか飲まないけど、SenchaやHoujichaは普段に飲むお茶なんでしょ。」と言うので「良くご存知ですねぇ」と感心すると(まあどういうお茶を家で飲むかはその家によって違うので、一概にそうとは言えませんが)「そりゃそうだよ、僕はお茶コーナーの担当だもの」と得意げなお顔。闘茶のことまでご存知でした。さすがですねぇ。(ところで闘茶ってご存知ですか?茶歌舞伎・茶香服とも呼ばれているのですが、要するに聞き茶のことで、数種類のお茶を飲んでどのお茶かあてる競技のことです)箱入りのお茶を買うのも種類がたくさんあって楽しいのだけど、こんな風に売り場の人と相談しながら買うのもまた楽しいですよね。 |