Bath and around - 2

Bath2日目。今日の目的地はWells & Cheddar。まずバスターミナルへ向い、Day Rambler ticketを買って、Wellsへ。まずは街の象徴である大聖堂Wells Cathedralへ向かいます。街の規模にしてはかなり大きなCathedralで、敷地も広く、ステンドグラスが素晴らしい。そして天井がとても素敵なのです。ちなみに、CityにあるのがCathedral、TownにあるのがChurch、VillageにあるのがAbbeyだそう。
・・余談ですが、旅行の写真を整理していると、自分の写真に教会の天井が良く出てくることに気付きます。特に意識したことはなかったのですが、無意識に見てしまうのかもしれません。結構写真を見ていると気がつくことってあるものですよね。

その後手持ちのパンフレットに Bishop's Palaceはnot to be missedと書いてあったので、そちらへも行ってみることに。名前の通り、Bishopの住居です。部屋は私好みの壁紙（モリス系）に上品な調度品。決して広くはないのですが、すっかり気に入ってしまいました。おまけに人が少なくて落ち着けます。その後外に出て庭を見ていると、案内係のおじさんが「Wellsは見た？」と聞くので、見てないと言うと、ついておいでと言って案内してくれました。裏庭をぐるっと回っていくと、そこにWells（＝泉）が。あそこをご覧、と指差された方をみると、確かに水が沸いてるのです。おじさんは近隣の街から年に４回ここへボランティアガイドできているそう。ここの裏庭も広くはないのですが、Wells沿いに色々な花が咲いていて、ベンチがあったりして、何だかとてもくつろげるのです。すっかり気に入って、ここのベンチでしばしボーッとしてました。


そうこうするうちにバスの時間になり慌ててバスターミナルへ。今度はCheddarを目指します。Cheddarへは約３０分。途中PYO (= pick your own、つまりイチゴ狩り、ぶどう狩りの類) の看板が目に付きます。おお、Strawberryだ！

Cheddarに着き、まずはTea Roomへ（笑）。Cheddarは小さな山間の街なのでお店もすぐに分かりました。2階へ上がり、テラスでお茶、と思ったのですが、タバコを吸っている人がいたので屋内のテーブルへ。メニューに Strawberry Teaなるものを発見しました。これと Mini cream tea を注文。Strawberry Teaとは、イチゴとスコーン1つと紅茶のセット。イチゴのクリームはクロテッド、ダブル、カスタード（だったと思う）の3種類から選べるようになってます。お姉さんにお勧めを聞くとクロテッドとの事だったし、もちろん迷わずクロテッドをチョイス。するとまあ、いっぱい盛られたイチゴの上にたっぷりのクロテッドの山が！！！スコーンのクロテッドも山盛り！！！早速スコーンにたっぷり塗って食べてみた所、これがまためちゃくちゃ美味しいのです！まったりしているけどしつこくなく、後味もいい。（ちなみにこのイチゴ＋クロテッドの写真、私が撮った物は肝心なところで超ボケボケだったので、友達に写真を借りてきました。ありがと〜〜！）スコーンも中がふんわりしていてGood。写真を見るとどうってことないスコーンのようですが、こういうのをあなどってはいけません。そして紅茶のミルクも美味しい！（余ったのを飲んでしまったぐらい・・(^^;) さすがCheddar。チーズの産地＝ミルクが美味しい＝当然クロテッドも美味しい、ってことですよね。「うーん、美味しいー！」を連発しつつ頂きました。その後同系列の隣のお店でクロテッドクリーム入りショートブレッド、クロテッドクリームの棒飴、チェダーチーズをGET。お店のおじさんはなんと昔仕事で日本にいたそうな。びっくりです。

その後Gorge（＝峡谷）を外から少し見て（余談ですが、こちらの人にとっては Cheddar = チーズではなくGorgeのようで、沢山の人が探検服のようなものを着てGorge内探検をしてました）、Cheddar Cheese Co.へ。Cheddarとはその名の通り、チェダーチーズの産地です。それにつられてCheddarまで来て、その途中にあるWellsとの一日コースを組んだ訳なのですが。。ここの施設はチーズの作り方が見られて、いくつか関連ショップがあるという事らしく、楽しみにしていたのですが、思ったほど大きくなくこじんまりしていたものの、説明もあって面白かったです。その後近くをぶらぶらし、イチゴとクロテッド入りショートブレッドを（また）買い、アイスクリームを買って食べたのですが、やはりミルクが違うからでしょうか、これまためちゃくちゃ美味しいのです。コクはあるけど後味がすっきりしていて美味しい！すっかり満足の私達でした。

余談ですが、当時情報収集にインターネットは使っていましたが、まだまだ情報は少なめ。特に地方の情報は日本の観光庁で入手できる内容も限られていたため、現地のTourist Informationにメールを送ったり手紙を書いたりして、必要な情報やパンフを送ってもらって いました。例えばこのCheddar。「スコーンの美味しいティールームがあるときいたのですが」等々問い合わせたところ、そこのチラシを送ってくれたのです。それも手書きのメモ付で。 さすがにこんなものまでInformationのオフィスに置いているとは思えず、恐らく（Informationからこのお店までは近いので）もらいに行ってくれたのではないでしょうか？

この時はローカルバスのルート・時刻表等はインターネットで検索することが出来ていたのでとても便利だったのですが、ネットに出ていないもっとローカルな場所のバスの時刻などは、まだ手紙やメールで問い合わせてコピーを送ってもらったりしていたんですよね。対応は場所によってまちまちでしたけど、結構色々とパンフや資料を送ってくれて、概ね親切な対応でした。なんだかアナログなあの頃が懐かしいです。

またバスでWellsへ戻り、お店をぶらぶらと見て、またBishop's Palaceへ。（チケットの半券を見せると当日に限り再入場できるのです）ここのお庭、すっかり気に入ってしまいました。しばしぼーっとくつろいだ後街を散策し、バスでBathへ。そしてまたWaitroseへ(^_^;)。サラダバー、パンにヨーグルトなどを買い、友達がまだ食べた事ないと言うFish & Chipsのテイクアウェイをし、B&Bへ。友達はこの大きさにびっくりしていました。確かにChipsの山もすごいけど・・・B&Bに戻って夕食。かなり量が多くて全部は食べきれませんでしたが、美味しかったです。



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