Wedding in England 2

その後一旦新郎新婦は中に入り、その後参列者(約100名）もレセプション会場へ。まず入り口のホールでシャンパンを飲みながら立って歓談。端の方ではバイオリン&チェロの演奏があり、和やかな雰囲気の中で30分ぐらいいました。知っている人が10人ぐらいしかいなかったので、その人達の友達や、全然知らない人達と挨拶して色々お話。でもずっと立っていたし、お酒もそんなに強い方じゃないので、白状するともうその時点で既に結構まわってたのですが・・・(^^;) そこには席順表が貼ってあって、○○さんはTable A という風に書いてあります。日本でも受付で松の席、とかいう紙をもらうので一緒ですよね。その後2階にある会場に移ります。そこは15世紀に建てられた由緒ある建物で（法学院の一部なんだそうです）いい色になった木の壁にアンティークのテーブル・椅子、前面には建築当時のものと思われる絵画が飾ってあり、壁には美しいステンドグラス、そしてテーブルの上や壁際に、同僚の奥様が手がけたというフラワーアレンジが飾られてました。一同「素晴らしいわね・・・！」。

そういえば新婦によると、イギリスでも今ではいろいろなスタイルの結婚式があるけれど、彼女たちの結婚式は very traditional style だとの事です。だからこれを読まれてる方の中で英国で結婚式に出られたことのある方でも、この時とは違うスタイルだったかもしれないですね。

1テーブルに約10人、それも日本だと会社関係、新郎の友人、新婦の友人、親族という感じで、それぞれ固まって座るものですけど、結構みんなバラバラになっていて、私のテーブルには、会社の同僚夫婦1組、新婦の大学時代の友人3人＋そのうちの一人の夫、大学時代の旅行仲間（6ヶ月も一緒に旅行したんだとか!!）のオランダ人カップル（オランダ･ベルギー編で書きましたが、オランダに旅行に行ったとき遊びに行かせてもらいました）と私、それに隣の2つの席がまだ空いていました。新郎新婦の入場前に同じテーブルの人と一通り挨拶を。

大体みんな席にそろったところで新郎新婦入場です。服は式のときと同じです。そういえば新郎の衣装の説明をするのを忘れてましたよね・・・新郎は黒のロングジャケットに白のシャツ、グレーのパンツにシルバーのベスト＋黄色のネクタイ、胸ポケットに白いバラ、という感じです。ベストの柄は新婦のジャケットと同じ柄ではないのですが、よく似た感じの柄で、コーディネートしてました。

2人は腕を組んですごく幸せそうに入場してきました。みんなで拍手で迎えます。どこに座るの？と思っていると、なんと!!! 私の隣の空いてる席に来たんです！一同びっくり！ とはいってもずっとそこに居たわけではなくて、みんなの席に移動して、なるべく来てくれた人とたくさん話ができるように、ということでそうしたのだそう。後で聞いたら通常は、日本みたいに前に新郎新婦用のテーブルがあって、その横に新郎新婦の両親が新郎の父＆新婦の母、新郎の母＆新婦の父というように混ざって座るらしいです。でも隣に座ってくれたおかげで色々話をすることができて(写真も一緒に撮れたし）すごくよかったです。前に座ってると、近寄っていって話し掛けない限り話なんてできないですから。

その後シャンパンで乾杯。オードブルはサーモンで、新婦は「今日は朝が早かったのでお腹がすいちゃったわ！食べましょう！」といっておいしそうに食べてました。ちなみにレセプションが始まったのが4時半ぐらいだったでしょうか・・・式も終わってほっとして、お腹が空いたんでしょうね。その時にマリッジリングも見せてもらいました。スリーゴールドのシンプルなリングでした。それは新郎が選んだんだそうです。新婦はエンゲージリングを選んだから、という事だそう。ちなみにエンゲージリングはダイヤで、真ん中に大粒、その周りに小粒のダイヤがついているという素敵なリングだったのですが、それは彼女のお母さまのエンゲージリングと同じデザインで、それはおばあさまから譲り受けたものなんだそうです。もちろんそのおばあさまのリングは彼女がお母さまから譲り受け、彼女の小指に光ってました。そうやって親子代々受け継がれるなんて素敵ですよね。



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