Paris - Autumn 2004 <1>

2004年10月に英国を旅した際に、帰りに2日ほどパリに寄って来ました。（その旅のことはこちらを。）


Eurostarは静かにパリに到着。列車を降りて、まずはタクシー乗り場へ。荷物も多いし、あまり肩に負担は掛けたくないし。タクシーは私と荷物を載せて中心部へと走ります。パリは約7年ぶり。忘れているようで、覚えているものですよね。ルーブルの辺りも通りながら、ホテルへ向かいます。地下鉄St. Sulpice 近くのホテルは、本当に通り沿い。とても便利が良い上治安も良さそうです。

入ってすぐの受付でチェックインし、エレベーターで上の部屋へ。事前に聞いていたとおり、本当に小さいエレベーターで、私1人と荷物が入ったらもうキュウキュウ(笑)　女性が部屋に案内してくれたので、荷物は乗せる事が出来ず、あと便（笑)でやってきました。一番上の階なのですが、このお部屋いいです！！ロンドンの部屋より少し安いのだけど、とにかく広々しているし、ベッドも大きくてカバーもおしゃれ。おまけに、バスタブ付き！！バスタブは今回の旅で初めてなので、とにかくうれしい♪おまけにバスローブまでついてるんです。結構広々したバスルームなので、ゆっくり出来そう。



荷物を降ろして手荷物をまとめてから、いざ出発。まずは・・・近くのポワラーヌから(笑)。本当に歩いて5分とかからないところにあります。7年前にも来たのですが、かすかに残る記憶の、周りのお店や道の様子があっていて、うれしかったりして。でも何だかお店の雰囲気は変わったような気が・・・記憶の中ではもっとこじんまりしていて暗めの店内だったんですよね。記憶違いなのかな。ウインドウ越しに、きれいにディスプレイされたカンパーニュをうっとり眺めて店内へ。お客さんは少なかったので、お店のお姉さんにカタコトのフランス語（とは呼べないが・・・）と身振り手振りで、ポワラーヌのカンパーニュを3切れとタルト・オ・ポンムを購入。早速お店から出てカンパーニュをいただきます♪スライスしてあるのでちょっと乾いてるけど、味がありますね。かじりながら、お店を外から眺めつつ次なる目的地へ。



Poilane


パンの次は、スウィーツでしょう！(笑）というわけで、Sadaharu Aoki に到着しました。ポワラーヌからもとても近いですが、間口が小さいので見逃してしまいそうになります。中に入ると細長いお店で、入り口近くにマカロンなどが入ったケースがあり、その横にケーキがズラリ、一番奥には焼き菓子が並んでいます。あぁ、どのケーキも美味しそう♪店員さんは日本人なので、お勧めを尋ねると幾つか勧めてくれたのですが、やっぱりこれが気になる！！ということで、お勧めの中のひとつ、カラメル・ノアを購入。そして、お土産の試食用に、マカロンを2個（フランボワーズとチョコ）を。お店を出てぶらぶら歩き、ホテルに戻ってゆっくり頂こうかと思ったのだけど、我慢できずに近くのベンチで早速頂きます。（こういうときの為に、旅行中はマイスプーンを必ず持ち歩いてます）

名前の通り、キャラメル味で、上にくるみのキャラメリーゼがのっているのですが、このケーキ、とてもフレッシュで、甘さが本当に控えめで、キャラメルの味がきいていて、なおかつ上のくるみがカリッとキャラメリーゼされていて、とっても美味しい！！中のクリームの食感がなめらかでなんともいえないんです。パリで有名な日本人パティシエ、と聞いて、実のところはどうなんだろうなぁと思っていたのですが、食べてみて納得、の美味しさでした。気になっているのは、今回は買わなかったけど、日本風をアレンジしたケーキたち。抹茶やごまのスウィーツはどうなんだろう。今度行くことがあれば実食してみたいもの。

そこからまたぶらぶらと歩き、St. Sulpice 教会横を抜けて、お店を覗いたりしながらセーヌ川方面へ。途中で有名なジェラール・ミュロのお店に立ち寄りました。前回も前々回も来た大好きなお店。ケーキやパンだけでなく、お惣菜類があるのもポイントなのです。一応お店の中を一通り見て、でも今買ってもずっと持ち歩かなきゃいけないし、ホテルも近いしね、ということで、今回は買わずに退散。更にずずっと歩いて、食べ物やさんが立ち並ぶ通りへ。両側からとても美味しい香りがして、ついふらふらとしてしまいそうです。前にこの辺りのパンやさんでパンを買ったことがあったのだけど、ここだったのかなぁとか、色々お店を覗きながら楽しく通過。そして、ちょうど出発前にパリ短期滞在から帰ってきた元同僚のお勧めのお店2軒をチェックしつつ、シテ島方面へ歩きます。

途中には中国茶のお店もありました。パリはカフェはもちろんだけど、紅茶のお店も多いところ。マリアージュフレールは紅茶の専門店だし、フォションやエディアールも多くの種類の紅茶をそろえています。ということは中国茶が浸透する土壌はあるのかも。ウインドウには、色々な茶器がディスプレイされていて、かなりこだわったお店のようです。時間がなかったので中には入らなかったのですが。

そうこうするうちにセーヌ川に到着。橋を渡り、ノートルダムへ向かいます。さすがは世界的に有名な観光地、たくさんの人で賑わっています。前回も来たのだけど、まあ折角だしということで、少し覗いてみることにしました。入り口にはこんな垂れ幕が・・・（笑）ついついパチリ。前回のノートルダムの記憶があまり残っていないのですが、かなり暗い、質実剛健といった感じの中、色とりどりのステンドグラスが明かりを中へもたらします。今回は行けなかったのですが、ステンドグラスでしたら、すぐ近くのサント・シャペルの方がこじんまりと美しくてお勧めです。





ノートルダム大聖堂



ノートルダムの写真はこちらでもどうぞ→Paris Photo Gallery




NEXT