●　初・Irish Pub　＆　初・Irish Breakfast

アイルランドと言えばパブ。アイルランドと言えばGuiness！！
ということで、到着早々パブに繰り出しました。

取りあえず手持ちの情報からホテル近くのパブをチェックして、どれか一軒行ってみようということに。ホテルを出たのは夜７時半頃、それからビューリーズで軽食を取り（機内食続きであまり食欲がなかったので夕食がわりに）、ぶらぶら歩いたのですが、金曜の夜とあってどこのパブもすでにお店の外にすごい人だかりが！！店の前の歩道にはギネスのパイントを手にした人々が溢れかえっていました。イギリスでもこんな混雑ぶりを見たことはないかも。取りあえず数軒外から物色した後、「アイルランドパブ紀行」の本に載っていた、音楽が聞けるというパブに入ってみることにしました。ここも中は人･人･人。裏に Beer gardenがあるということで、表には人が溢れてはいなかったけど、裏庭もかなりぎゅうぎゅう状態だった模様です。何とかカウンターでギネスのハーフパイントを注文し、記念すべきアイルランド初ギネス！！　泡はクリーミーなのはもちろんだけど、ビールが（日本で飲むギネスより）軽くて、やっぱり味が全然違う！おいしい！！　・・とはいえ、ぐいぐいは飲めないので、立ったままちびちびギネスを飲んでると、入ってきたお客さんににこにこと話しかけられました。何？と思って笑い返すと「口にギネスのひげがついてるよ！」・・・。ああ、恥ずかしいったら。。

しばらくすると、入り口横のスペースに楽器を手にした人がぱらぱらと座り始めました。「ついに演奏？」とわくわくして待っていましたが、一向に始まる気配はありません。しばらく経ってから、ようやく演奏が始まりました。ギターにイーリアン・パイプスにアコーディオン、だったでしょうか。お客さんみんなが聴いているわけではなく、どちらかといえばひっそり演奏していて、廻りの人がじっと聴いているという感じでした。演奏はなかなかよくて、楽しいアイルランド第1夜となりました。

そして次の日は、初･アイリッシュブレックファスト！！
行く前は、IrishとEnglish の違いがあまり分かっていませんでした。主な違いは、Irishはホワイトプディング&ブラックプディングが出るらしい、という程度のもの。ただ、初日のホテルはレストランが有名らしく、朝ご飯は美味しいだろうなぁと期待してました。

朝食開始の８時になり（そう、アイルランドでは朝食は大体８時か８時半からと遅目なのです）、待ちきれずにレストランへ。メニューを渡され見ると、通常の breakfastと、Irish breakfast の2種類が載っていて、Irish の方は１３ポンドとか書いてあったような気が。うーん、追加が要るって事？友達と相談のうえ、折角だから、という事で、普通のとIrishの両方頼んでみる事にしました。私は普通の方で、大好物のミューズリ、初挑戦のポリッジにフルーツカクテルをオーダー。友達は Irish breakfastとチーズオムレツとサーモンをオーダーすると、お姉さんがちょっと「え、そんなに頼むの？」と言わんばかりの怪訝そうな顔をしたのでした。そこで「え、頼みすぎた？」と聞くと「いえいえ、ちゃんと料金に入ってますから大丈夫ですよ」。（この怪訝そうな顔の理由は後に知る事に）

まずテーブルにはパンの入った籠と紅茶が運ばれてきます。パンはブラウンブレッド、トーストにクロワッサン。ブラウンブレッドは、ぱさぱさして美味しくないんじゃないか、という予測を大きく裏切り、中はしっとり、外はかりっとして、非常に美味しい〜！　この後のアイルランドの旅ですっかり病み付きになりました。
その後に、メインが。私はミューズリにポリッジ。なんとなく、マズイものを想像していたのだけど、実際食べてみると・・・これが美味しい！オートミールは米粒より少し大きめで、もちっとした食感で食べごたえがあり、ミルクで煮こんだポリッジの上にかかったブラウンシュガーがきいてて美味しい〜。おまけにアツアツだし。ちなみにポリッジ（porridge)とは、Oxford Dic. によると「a type of soft thick white food made by boiling oats in milk or water, eaten hot, especially for breakfast」となっています。これだけ見てもあまり美味しそうな感じはしないけど、ここのポリッジはほんと美味しかったです。一回作ってみたいけれど、あんなにはできないだろうなぁ・・・

(左から）ブラウンブレッド、ミューズリ、ポリッジ
左手のグラスに入っているのがフルーツカクテル

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