バレン高原からConnemaraへ

アラン島からGalwayに戻って一泊し、翌日はバレン高原〜モハーの断崖の一日バスツアーに参加しました。モハーへは自力でも行けるのですが、結構時間のロスもありそうだし、ツアーの方が他に色々行けていいかもって事で。朝起きるとこれまた良いお天気！

チェックアウト後表で待っていると、迎えの車が来てバスまで送ってくれます（前日、i でこのツアーを予約した事をB&Bの奥さんに告げると、お迎えサービスがあるというので電話してもらっていたのです。ラッキー♪）少し時間があったので、またSuperValuで水を買い、バスへ。

まずはAliweeの洞窟。初めて洞窟というものに入りましたが、とにかく暗くて寒い。お決まりの真っ暗状態も体験し、なかなか楽しい洞窟体験でした。そして運転手さんの勧めに従い、ここでランチを調達。（運転中、「モハーの売店では冷蔵庫から出てくるサンドウィッチだけど、ここのは頼んでからサンドしてくれるし、ここで焼いてるからこっちで買うことをお勧めするよ」って2回は言ったと思う）しかしツアーのみんな（ヨーロッパ、アメリカからと思われる）、何だかみんなのんびりしてます。後5分しかないというのにケーキとコーヒー頼んでカフェで食べようとしてるし。。

その後は高原を走り巨人のテーブルへ。運転手さんが「ここで止まりたかったら10分止まるけどどうする？」と聞いたので、当然 Yes と思いきや数人Noと言い切り、結局え〜？！と言っている間に過ぎてしまった・・・がーん。楽しみにしてたのにショック。

次はモハーの断崖 Cliffs of Moher。ここの崖もただただすごい！アラン島の崖とはまた違った感じで、かなり開放的と言うか、広い感じがします。ここは崖の上に芝生が生えていたり、観光スポットだけあって広い駐車場に展望台のような所もあり、とにかく人も多いです。崖のすぐそばなのに、みんな平気で寝そべってるし、岩に座ったりしてる人もちらほら（こわい〜〜！）。でも景色は壮大。ただただすごいです。眺めているうちに時間が過ぎてしまい、ここでゆっくりランチは取れませんでした。その後数回下車しながらGalwayへ戻ります。途中の景色はとても素晴らしく、山と海・湖を窓から見ているだけでも飽きません。 ツアーの皆さんは相変わらずのんびり。下車スポットでも景色はそっちのけで本を読んだり。

そうこうするうちに予定を少し過ぎてGalwayに着き、そこから今度はローカルバスに揺られて、ConnemaraのClifdenを目指しました。ガイドを見ていて、なんか行ってみたいなぁと思って。バスはコネマラの丘（山って言うよりは丘かな）を縫う様に走ります。丘の中、海沿い、川沿いと豊かな景色の中を行くのですが、このバスがまた良く揺れる！おまけに天気も良くなかったのですが、バスの窓から景色を眺めているだけで全く飽きません。ここで降りてのんびりしたい！というスポットも多かったです。２時間程でClifden到着。揺れと寒いのとでちょっと気分悪し。Galwayのiで予約していたゲストハウスまではバス停からすぐで、前情報がほとんどなかったのですが、部屋はすごく広いし、バスルームもかわいくてなかなかよい感じの所でした。

到着したのが夜８時半頃だったので（といってもまだまだ明るいのですが）、とりあえず荷物を置いて夕食に出かけることにしました。Clifdenはコネマラの町の中でも比較的大きいところのようで、メインストリートがあります。といってもこじんまりしていますが、レストランやパブが数軒ありました。うろうろと物色して１軒の石造りのレストランに。店内も落ち着いた佇まいでなかなか良い感じです。私は寒かったのでアイリッシュシチューを頼み、友人はシーフード盛り合わせを。アイリッシュシチューとは羊を煮こんだ、比較的あっさり目のさらっとしたシチューなのですが、素朴な中にも羊の味やじゃがいもが生きていておいしかったです。ベルギーで食べたワーテルゾイを思い出しました。気分悪くて食欲がなかったのに、結構食べてしまいました。
友達は生牡蠣を頼んだのですが、さすがにシーズンはずれだけあって、まあこんなもんか、という感じだったそうです。

その後、すぐ近くのパブの外にMusic Nightの張り紙を見つけ、早速覗いてみると既に満席でした。ギネスを頼んで、ちょうど空いたカウンターで飲んでいると演奏が始まりました。アコーディオンにフィドル、ピアノ（おばあちゃんがピアノの上のギネスを飲みながらひいていて、なかなかいい味だったのですよこれが）、あとでボーランも加わり、数曲楽しんで部屋に戻りました。明日は晴れるといいな。

BACK　　 NEXT