Aran Islands - 2


ゲストハウスは Inishmore の遺跡、Dun Aonghasa （ドゥン・エンガス）の麓にありました。翌日朝食を取ったあと荷物をまとめ、早速 Dun Aonghasa へ。ゲストハウスの方に聞くと歩いて10〜15分とのこと。昨日島の中心まで移動していたのは、後で考えれば正解だったかもしれません。

ゲートを抜けてなだらかな石の歩道を歩きますが、一向に他の通行者はなし。時間的に早いからかな？と思いつつ歩き進むと、行く先に大きな砦が目に入りました。これがDun Aonghasa。先史時代の遺跡といわれているこの砦の前には、崖の向こうに壮大な景色が広がっていました。この崖がまたものすごい高さで、なるべく端まで近づこうと思うものの、風がきついこともあり怖くて足がすくんでしまい、あまり近寄れません。

でも崖の向こうは見渡す限り、どこまでも海、海、海・・・・・・
私たち以外に誰もいなくて、しばらくぼーっと眺めていました。

　

Dun Aonghasa から見た景色

しばらく Dun Aonghasa でのんびりと景色を楽しんだ後（一応お約束で、腹這いになって崖の下を覗くというのもやってみましたが、これが本当に、本当に、怖かった・・・！！！）来た道を戻ると、行きにはまだ閉まっていたお店が開いていたので覗いてみました。アランセーターの小さなお店があります。手編みの、素朴なアランセーターや小物が色々と並んでいました。できればセーターを1枚、と思ったのですが、何分私サイズは子供用ぐらいしかなく、これはデザインがかわいすぎるのであきらめ、大人用の小さめサイズを試着した所、身頃はいいのですが丈と袖が長すぎる・・・ということで敢え無く断念。友達は色々試着して1枚お買い上げ。私は結局マフラーを購入しました。お店の方が親切にも「ついでがあるから夕方にフェリー乗り場まで買い物品を運んであげますよ」と言って下さったので、お言葉に甘えることにしました。セーターと手袋だけとはいえ、持って歩くには荷物ですよね。本当にありがたいです。

行きにはいなかったのですが、いつの間にかアコーディオン弾きのおじさんが、麓でアイリッシュミュージックを奏でていました。お天気は良いし、広々とした景色の中で聴く音楽はまた格別です。

　

アラン島で買ったマフラー　&　ダブリンで買った手袋

その演奏を聴きながらの軽い昼食の後、ゲストハウスに預けてあった荷物を取って、今度は島の中心部へ。ミニバスを待つもののなかなか来ず、あきらめかかった頃数台続けて到着。その中の、半日ツアーのバスに混ぜて乗せてもらえることになり、結局教会遺跡まで一緒に見学させてもらって（ラッキー！）、中心部まで乗っけてもらいました。インフォメーションセンターに荷物を預けて、今度は Black Fort を目指します。

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