Connemara (2)

朝起きるとまずまずのいいお天気。これならWalkingにもってこいかな？ まず、もう恒例となったIrish Breakfastを。Irish BreakfastにもやはりそのB&BなりGuest houseによって少しづつその内容は異なっているのですが（当然アイリッシュブレッドもそれぞれ違うのです）、ここのは比較的あっさりタイプ。トマトも生に近い感じで（あまりグリルしていない）、ベーコンもあまり油っこくなかったような。ここではホワイトプディングのみでしたが、これがなかなか美味しかったのです。マーマレードも甘さ控えめでよかったです。バターも手がこんでますよね。
すっかり朝からお腹いっぱい食べる習慣がついてしまった。。。

Breakfast at Clifden

とはいえ、Walkingのあてはなし。朝食後、昨日見つけたWalking Centreに行ったのですが、なんとお休み。仕方なくiに行き、とりあえずSligoの宿を予約。しかしここのiの人もあんまり感じが良くない。Walkingのinfoもくれないし、地図を見ても良く分からない。。「National Park Visior Centreに行くとインフォメーションをくれるわよ。Diamond Hillとかね」と言われたので、とりあえず11時過ぎのバスでLetterfrackまで行き、Visitor Centreを目指すことにしました。

しかしこのVisitor Centreというのが曲者で、結構遠いのです。取り敢えずたどり着き聞いてみると、ここには3つの散策コースがあるけどどれも数十分のものだということで（Diamond Hillは当時足場が悪くて閉鎖されていた）、何となく物足りない気がしたので、iで見つけたガイドに載っていたテレビ塔へのコース（約3−4時間）を目指すことにしました。とはいえ時間をだいぶロスしてしまったので（帰りのバスも本数が少ないので）先を急いだのですが・・・なんと。その道は途中で柵にさえぎられ・・・そうです、Foot & Mouthのために、その道はクローズされていたのでした。がーん・・・Visitor Centreのお兄さんは「ああ行けるよ」って言ったじゃん・・・。仕方なく、さっきVisitor Centreで買っておいたサンドウィッチを食べ、来た道を戻り、なんとか先へ進むバスに乗ろうとしたのですが、時間が来ても待てど暮らせど来ない。どうも予定より早く行ってしまった模様。歩きながらヒッチを試みたのですが、一向に止まってくれる車はなく・・・もうこれは歩いてLetterfrackまで戻るしかないか、と思っていたら、手も挙げないのに一台の車が止まってくれました。感涙。

車の主はアラスカからのカップルで、女の人は音楽を教えていて、北海道にも行ったことがあるらしい。車はボーランなどの楽器や荷物でいっぱいだったけれど、わざわざそれを片づけて私達2人を乗せてくれたのでした。2人でとぼとぼ歩いていたのを見て（それもなんもないところを）、わざわざ止まってくれたのです。本当に有り難いことです。男の人はアイルランドは初めてだって言ってたかな、2人でアイルランド一周中（といってもあと少し）だそうです。

ちょうど道すがらということで、Kylemore Abbeyで降ろしてもらいました。予定とは随分離れてしまったけれどここならClifden行きのバスも出ているし大丈夫。2人にお礼を言って車を降りました。ここは古い建物かと思いきや19世紀と意外と新しい修道院で、英国の富豪が奥さんのために建てたのだとか。さすがというか、観光客が多いです。特にフランス人やイタリア人。なぜか胸にITとかFR（だった気がする。違ってるかも）という丸いシールを貼ってるのですぐ分かるのですよ。建物の中は思ったほどでもなかったですが、景色は良く、敷地内を散策しました。

Kylemore Abbey

その後バスの時間までショップ等で時間をつぶし、Clifden行きのバスに（ミニバスです）乗り、無事Clifdenに戻ったのでした。結局Walkingどころではなかったけど、まあそんなときもあるでしょう。

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