◆食べ物、飲み物

＜ベルギー＞

●朝食

ベルギーではアントワープ3泊、ブリュッセル１泊でした。
朝食は、オランダのホテルとほぼ同じ、チーズ、ハム、パン（アントワープではパンだけ別に盛ってきてくれました）、オレンジジュース、シリアル、ヨーグルト、フルーツ（メロンがあった！！）、バターにジャム、そしてクッキー。おまけになんとベルギーでは朝からパテまであります。チーズも白カビタイプが２種類ほど置いてありました。さすが美食の国ベルギー、って感じですね。

それから、紅茶を頼むと、ポットにお湯だけ入れて持ってきてくれます。最初ポットの蓋を開けて「？」。そういえばパンの横にティーバッグが置いてあったぞ。それを放りこんでできあがり。ティーバッグは5種類ほどありましたが、English Breakfast以外はフルーツティやハーブティでしたので、毎朝 English Breakfastでした（それもPickwick）。まあこんなもんかな、という味でした。


●ムール貝

やはりベルギーに来たからにはこれを食べなきゃ！ということで、事前に知り合いの方にご紹介頂いていたアントワープのお店De Peerdestalで食べました。ムールでも色々と調理法があるんですが、やはりここはシンプルな白ワインと香草蒸しで。ほんとに鍋に山ほど出てきました(^^;。セロリとたまねぎだったかな、などが入ってます。あっさりしたお味でとても美味しかったです。セロリ大好きなので、香草ももちろんいっぱい食べました。蒸し汁というか、白ワインはおだしが出ててとても美味しい(^^)。でも、どんなに頑張っても、あんなバケツのような量のムール貝、一人では2/3食べるのがせいぜいでした。あー、もったいない。。（そして蒸し汁の白ワインで酔っ払う安い私(^^;）

そしてお供はもちろん山のようなフリッツ（＝チップス）。これがカリカリでまたいけるんです。お腹いっぱいなんだけど、ついつい手が出てしまいます。こちらではフリッツにはフリッツソースというマヨネーズソースをつけて食べます。これまたＧＯＯＤ。日本ではマヨネーズってほとんど使わない（出されれば食べますが）のですけど、これはいけますね。
ちなみにこちらのお店、馬肉料理で有名なようです。馬の人形（剥製、ではないと思う・・・）が置いてありました。



●ビール

計４種しか飲めませんでしたが、感想をひとつ。。

１．De Koninck

アントワープの地ビールで、至る所で看板を目にしました。
濃い目の色で落ち着いた味わい。上に書いたムール貝のお供にしました。

２．クリーク

フルーティな甘いビール。アントワープのPelgrom で。
ここのお店、地下にあるんですが、構造を知らなかったらちょっと入るのに戸惑ってしまうようなお店です(^^;。現に、出張中のビジネスマンとおぼしきおじさんが、入ろうかどうか、お店の外でうろうろしていましたので。私も一人だったし、行く前に詳しく聞いていなかったら入らなかったかもしれません。。
暗い暗い店内でろうそくの明かりだけで飲むのですが、なかなかに良い雰囲気でした。おつまみにスパイシー春巻きを頼んだら、やはりフリッツソースが(^^;。ビールカクテルのような味でしたので、甘いのが好きな人にいいですね。

３．ランビック

白ワインぐらいの色のビール。さわやかで、私はこれが気に入りました。ブリュッセルのLa Mort Subiteで。席がぎっしり詰まっていて、みんなで気軽にわいわい、といった感じのお店でよいです。おつまみにはフレッシュチーズのタルティーヌを。チーズが美味しくて、つけすぎないように加減しながら塗るのに苦労(^^;。だって、パンがむちゃくちゃ大きいんですもん。30cmぐらいはあったかと。

ホテル近くに瓶ビール専門のお店があって、かなりの種類を置いていたので「昨日 La Mort Subite で飲んだランビックが美味しかったので同じのが欲しい」といって一本買って、もうひとつ De Koninck も買ってロンドンの友達の家で開けたのですが、やっぱりビアカフェで飲んだ味とは別ものでした・・・でも美味しかったですけどね(^^)。しかし、ビールを冷やさずにそのまま開けて飲むあたりが英国人。

４．ヒューガルテン

これも白いビール。ランビックとは少し味わいが違うのですが、どう違うかと説明するのは私の語彙ではムヅカシイのでパスさせていただきます(^^;。ブリュッセルのFalstaffで、カルボナードと共にいただきました。お腹いっぱいだったのであまり食べられなかったのが残念。お店のお兄さんはみんなきびきび働いていて感じ良く、「ボナペティ、マダム！」とにこっと笑って言ってくれます(^^)。内装はアールヌーボーで美しいです。一見の価値あり、ですね。ここはビールがメインというよりは、ワインとお食事とかカフェ利用の人もかなり多いように見受けられました。


La Petite Fleur en Papier Dore　へも是非行きたくて、出発前に東京の観光庁で場所を教えてもらって地図を片手に向かったのですが、地図が違っていたのか私の探し方が悪かったのか、見つけられませんでした。。5時半頃だったのですが、ちょっとあたりは人通りが少なくなってきたので、仕方なくあきらめて帰りました。
Toone はホテルのすぐそばだったんですが、３軒はしごは私の飲酒能力を超えてしまうので、パスせざるをえませんでした・・・。


とにかく、それぞれに個性があって、日本のビールとはまた違う美味しさが色々と楽しめてよかったです。ビアカフェにも個性があり、雰囲気を楽しむだけでも行く価値はあり。
でも飲みたかったけど飲めなかったビールがまだまだたくさん・・・ただ今関西でベルギービールを飲めるお店を模索中です。

BACK　　　NEXT