London + 英国南西部の旅 - 13

電車は１時間ちょっとで予定通りロンドンはWaterlooへ到着。もう午後もいい時間だし、一旦ホテルに荷物を預けて出かけることに。ホテルは Gloucester Road 駅前に取りました。ここは8年前に会社の研修でロンドンに来た時に3週間滞在した懐かしい場所なのです。といっても、その時はホームステイだったのですが。その時にお世話になったお宅にお願いして泊めてもらっても良かったのだけど、かなりのお話好きで、この日が英国最後になることを考えるとやっぱりホテルのほうが自由時間もとれるしということで、ホテルにしたのでした。（また今度会いたいなぁ）Gloucester Road 駅前は、変わっていないようで変わってます。最後に来たのは5年ぐらい前だけど、小さなお店があった辺りにはTESCO Expressができているし。

ホテルは駅から徒歩１分。部屋に入ると、なかなか落ち着いた色合いの調度品で、天井がとにかく高い！広さはないしシャワーのみだけど、まあこんなものでしょう。今ロンドンのホテルは異様に高いんです。東京よりも高いんじゃないかと思うくらい。最近はロンドンでは友達の家に泊めてもらうことが多いので、余りホテルのお世話にはならないんだけど、たまに探すとその値段の高さにびっくりです。とりあえず荷物を置いて、びしょびしょのパンツ（下着じゃなくてね）を干して、靴も履き替え、さて出発です。


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ここからは前半に書いたロンドン編の続きも交えて。


ロンドンのデパート、今回も幾つか行きました。まずは私のお気に入り Liberty's 。Regent St.にある老舗のお店です。建物の持つ落ち着いた雰囲気とともに、中の様子も他のデパートとは違って趣があります。真中の吹き抜けには布やカーペットがかかっていたりして、ちょっとオリエンタルな感じも。今回Regent St. 沿いに新しいスペースが増えていました。1階しか見ていませんが、本館とは違ってガラス張りの明るい建物で、1階はコスメ類が充実しています。

本館ではリバティプリントの布はもちろん、このプリントを使った小物も買うことが出来ます。以前はもっとクラシックな柄が多かったのですが、今回はちょっと変わったのが多かったような・・・でも、やっぱりついつい買ってしまうんですよね。かなり長い間、手にとったりうろうろしたりで、結局リバティプリントのストールと手帳とペンケースを購入しました。このストールもアールデコっぽいデザインで素敵ですよね。色も何パターンかあったので、何度も何度も巻いては鏡を見て「うーん」と悩み、を繰り返し、この色に決定！

ちなみに、ちょうどVISAカードでロンドンキャンペーン中で、一定金額以上の買い物をするとリバティコインという、リバティのみで使えるギフトコインがもらえるということで、しっかりいただいてきました。しかし、結局再訪の時間がなく使えなかったので、ロンドンの友達に送って使ってもらうことにしました。こちらのショッピングバッグ、しっかりした紙で、この紫がなんとも言えず素敵なのです。密かにショッピングバッグ収集家な私、早速コレクションに加えます（笑）。

あと、ロンドンといえば、の Harrods。こちらも好きなデパートです。今回行った時はちょうどイタリアフェア中だったので、店内も、夜のライトアップもイタリアカラー。フードホールではイタリアチーズや生ハムの試食があったりで、楽しかったです。残念なことに今回はあまりゆっくり買い物をする時間がなかったので、上の食器・家庭用品売り場や１階に地下をうろうろしているうちにタイムアップ。ロンドン最後の夜のディナーはこちらのフードホールで買うことにしました。なんと、一部売り場だけだけど、閉店前の半額セール中！（Harrodsでもあるんだ。。。）ついつい半額というのに負けて、ロールサンド（というのかしら？）を購入。半額だからもっと買えばよかったなぁと思いつつ、食べてみればこれがすごいボリュームで。1階ではクリスマスコーナーができていて、既にそのコーナーはクリスマス一色！！子供へのプレゼント用のおもちゃ（手品とか電車とか）のデモをやっていて、面白かったです。そうそう、上に書いたVISAキャンペーンでは、買い物をしなくてももらえるという特典クーポンがあって、しっかり紅茶をいただいてきました。（これも買ったら高いのよね・・）



Harrods in Italian colour


Harrods の近くには Harvey Nichols があります。ここは少しこじんまりしているけれど、おしゃれなセレクトでこれまた好きなお店。洋服もワンフロアに色々とお店が入っていて比較的見やすいし、上のほうの階の雑貨もなかなかいい感じなんです。化粧品も狭いながら充実しているし。しかし、こちらで忘れてはいけないのは fifth floor。レストランと食料品売り場になっていて、こちらのオリジナル商品も色々と置いてあります。お値段もそれなりにいいのだけど、パッケージがおしゃれでついつい・・・。他にも結構よそで見かけないものも置いてあったりで、なかなか楽しいところです。こちらのパン売り場にはポワラーヌのパンも売っていたので、ひとつカレンツの小さなパンを買ってみました。レジの横には料理本も置いているのですが、栗原はるみさんの本 "Harumi's Japanese Cooking" も、かなり目立つところにディスプレイされていました。もちろん英語の本なのですが、その後世界の優れた料理本を対象とする「グルマン世界料理本賞」を受賞されたそうで、これはすごい事ですよね。

SelfridgesはOxford St. 沿いの大きなデパート。かなりの売り場面積を誇っています。とにかくワンフロア見てまわるのにちょっと疲れるほど。ただし品揃えもそれなりに多くて、1度にあれこれ見たい時には便利です。話題のお店もたくさん出ているし、コスメカウンターもかなりの充実ぶり。ただし今回は食料品(笑)を買っただけで、他には買いませんでした。靴とか洋服もほしいのがあったのだけど、何分サイズが・・・。ちょうどSelfridgesの食料品売り場では小さくだけどアイルランドフェアをやっていて、Barry's の紅茶なども売っていました。欲しかったのだけど、うーん今回は英国もので・・・。

Fortnum & Mason にももちろん行きました。今回は時間の都合で1階の食料品売り場しか行かれなかったのですが、さすがこちらのフードホールは見ているだけでとても楽しいところ。有名な紅茶からお菓子、ジャムから、クッキー類にチョコ・パン、そしてデリのコーナーもあります。オリジナルものと、その他のものが混ざっています。パンコーナーにはポワラーヌのパンもありました。こちらで必ず買うのがWelsh Cake。友達宅で朝に頂きました(本当はおやつだと思うのだけど）。ちょっとしっとりしたパンケーキのような、でも甘くはないこのお菓子、少しトーストすると美味しいです。

日本では食料品というイメージがありますが、他の階にはもちろん食料品以外の売り場があります。こじんまりしているけれど、なかなか落ち着いていいところです。今回お店に行った時、ちょうど外に、F&Mの籠を後ろに積んだ馬車がいました。これを見るのは初めてなので、走って写真にパチリ。これで近隣に配達するのでしょうか？馬の毛並みがつやつやしていたのがとても印象的でした。

今回初めてF&Mでお茶してみました。今まで意識的に避けていたのですが（あまりいい噂を聞かないので・・・）夕方遅かったために上のフロアは既に閉まっていたので、1階のFountain Restaurantで。雰囲気はそんなに良くはありませんが、まあ仕方ないでしょう。スコーンのセットを注文し、しばし待ちます。さて、出てきたのがこれ。スコーンは比較的小ぶりですが、このクロテッドの色！今回食べた中で一番黄色いかも。でもちょっと固すぎて、味としてはイマイチだったのですが。肝心のスコーンも冷たいままで、おまけにちょっとぱさついていて・・・。まあ雰囲気を味わうってことで。紅茶はたっぷり美味しく頂きました(笑)

あと、今回初めて訪れた King's Road の Peter Jones。このデパート、なかなか良いです。白くて明るい店内は広々としていて、色んなブティックがあると言うわけではないけれど、食器のセレクトなどどれもとてもいい感じ。こちらでティスランドのアロマオイルなどを購入しました。

もちろんデパートだけでなく、個別のお店も楽しいところ、素敵なところがたくさんあって、幾ら時間があっても足りないのがロンドンのつらいところなのですが。



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